猫背のテレビジョン

キー局が見られるので東京から離れたくありません(やや誇張)

まだ見ぬ自分からのメッセージ(16/2/8〜14の自分)

春一番は吹きましたし、妙に温かくなりましたし、気付けばもう春ですか?早くないですか…?
暖房入れずに、窓も網戸にして開けっ放しにして、外から入ってくる風が気持ち良い土日。
そんな休日にしてることといえば、終わらなかった仕事の自宅作業と、録り貯めたテレビ番組の消化と、来週の弁当用の作り置きと、散歩って具合なのですが、これだけ天候が変わると妙に充実した休日を過ごしているかのように錯覚するので不思議。
考えてみたら、1年位前、ちょうどこれくらいの天気の頃に今の部屋への引っ越しを考え始めてたんだなーと、外から当時と同じ匂いを感じて思い出した次第です。
たぶん、あの頃も天気の良い休日にいろいろとこれからの自分について考えを巡らせて、その結果、引っ越しに至ったのだろうなーと。そして、その判断に至るまでの過程を「充実してる」と思っていたんだろうなーと。1年後の今、そう思う訳です。

そんな今の自分から約1年前の自分へメッセージ。
引っ越し先の部屋はなかなか良いです。広いし、静かだし、大家さん良い人だし。ただ、立地が思いの外不便です。故に公私共に遅刻が増えます。気をつけてください。
あと、「周りの環境を変えることで自分自身も変わる」と漠然とした期待を抱いているかと思いますが、環境が変わっただけで生活や人間性が変わるほど自分は簡単な存在ではないです。辛抱強く自分と向き合いましょう。2016年2月14日の自分から以上です。
あ、あと、1年後に再びPOLYSICSの3人と会って話す機会があるのと、同時期に仕事の山場を迎えるので、いろんな意味で楽しみにしてください。では。

6年前の自分へのメッセージ

仕事で必要な資料作りが難航していて、参考になるような資料無いかなーと、自分のDropbox漁ってたら、6年前に自分が作っていた資料が必要な要件をほぼほぼ満たしているという出来事がありました。6年前の自分、グッジョブ。

そんな、約6年前の自分へのメッセージ。
今一生懸命作ってるその資料。特に誰からも見向きもされずに6年間放置されてから、ようやく日の目を見ることになるので、それまでの間辛抱強く待ちましょう。
6年間放置されることによって、その資料でまとめてる分野への興味がどんどん薄くなっていくと思いますが、薄らとで良いので動向は追っていきましょう。
6年後の世界でも、アクセシビリティは割と大事です。それでは。

2016年年末を生きる自分へのメッセージ

2016年師走の自分へ。
2月半ばにして今年の総括っぽいネタを爆笑問題が披露してましたが、年末のそちらはどうですか?
いろんなことが起こりすぎて2時間くらいのネタになってませんか?
2月の時点では個人的には今年は割と良い年だと思ってますが、12月の時点ではどうですか? 結局来年に期待を抱いてませんか?無責任な。
特に年末の貴方には期待してませんが、元気にやっていればそれで良いです。
あとSMAPって今どうしてますか? 急ぎではありませんが、お返事をお待ちしてます。それでは。

数年後の自分へのメッセージ

そろそろアラフォーどころかフォーになっているかもしれませんが、お変わりありませんか?
これを書いてる頃に、「実は年々じわじわと太りつつあるんじゃないか」と痩せ形ガリガリキャラというアイデンティティ喪失の危機を感じ始めていますが、どうですか?腹出たりしてませんか?
特に数年後の自分へ期待とか夢とかは無いです。できるだけ、自分と自分の周りの人達が元気にやっていればそれで良いです。今そういうテンションで生きてます。
そういうテンションなので、数年後に急激に意識高くなってたり、パリピになってたりしたら引きます。どん引きです。一応今から予防線張っておきます。気をつけてください。
自分のことはさておき、結局SMAPって今どうしてますか? 急ぎではありませんが、お返事をお待ちしてます。それでは。

(作られた)季節のイベントと私(16/2/1〜7の自分)

割と自分の周りでは手厳しい意見も多い「いつの間にか全国イベントになってる恵方巻き」ですが、自分は細かいことは置いといて参加する派です。恵方巻き美味いし。買って食べるだけで参加出来るわけで、ハードル低いし。何かしらの御利益もあると信じたいし。
ハロウィンとは、会社で殺人現場の死体役やった以外の縁が無いですし、クリスマスも正直あのムードに乗り切れないですし、恵方巻きくらいはそっとしておいてほしい、と心から願っております。 恵方巻きじゃなくてサラダ巻きだったらしい。もはや定義がよく分からない。

冷静に振り返ってはいけない

こういうブログの更新スタイルを採用したからなんですが、この手のツイート振り返ると、マジで死にたくなりますね。

BAYCAMP201602

冬のBAYCAMP(東扇島じゃない方。屋内の方。)、初参加だったけど思った以上に楽しかった!SONICMANIARSRとフェスクラスのオールナイトイベントは何度も行ってるけど、ライブハウスでのオールナイトは初めてだったので、良くも悪くもゆるくて混沌とした雰囲気が面白かった(アーティストの面子次第では辛い環境かもしれなかったけど)
個人的に、OGREから夜の本気ダンスまでの流れは、どれも生でちゃんと聴きたいバンドだったから、ちょっと堪らなかった。
POLYは新曲が早くもライブの定番になりそうな感じ。自分の周りにいた、明らかにPOLY初見っぽい子達が口々に「ヤバいヤバい」言ってたのを聞きながら、終始ニヤニヤしてた気持ち悪い古参ファンでした。

結局1月は長かったのか(16/1/25〜31の自分)

SMAPの件を筆頭にいろいろあり過ぎた、と言われがちな2016年1月が終わりましたよ。  
確かに、いろいろ世の中で起きたせいなのか「もう2月かーマジかー」とは不思議と思わない。  
ただ2月になったことを静かに受け入れる感じ。  
主に芸能系の話題に関心が無い人にとっては、そんなことは一切無いのかもしれないけど、その時々の状況とか心の持ちようで、時の流れの感じ方ってこうも変わるものかと思い知った2月1日の夜です。

「いろいろあった」の内訳

超個人的な視点でまとめると、1月の世の中的に「いろいろあった」の内訳はざっとこんな感じでした。

世間的な「いろいろ」が次々と起こる中、ごく個人的な「いろいろ」も次々と起きて、退屈しないやら落ち着かないやら。2月は平穏であってほしい、というか、平穏であるべき。

ポジティブシンキングの許容量

最近某J局でよく流れる曲のことなんですが、とりあえず聴いてみてくださいよ。

明日はきっといい日になる

明日はきっといい日になる

  • Rihwa
  • J-Pop
  • ¥250

これ、高橋優の曲のカバーなんですが、カバー元とえらい印象が違うんですよ。元曲はこんな感じ。

明日はきっといい日になる

明日はきっといい日になる

  • 高橋優
  • ロック
  • ¥250

元曲と比較してもらえると、カバー元の方には一切感じなかった、ポジティブ思考の押し売り感を感じていただけるかと……。

これが1日に何度も流れるせいか、イントロ聴くだけで心がザワザワします。

何なんでしょう。自分の神経が単に捻くれてるだけなのか、声質の問題なのか、アレンジの問題なのか。曲が流れる度に、いろんな角度から落ち着かなくなります……。

いずれ話せる時が来たら話しますよ

そもそもMV撮影て何なんだよってお思いでしょうが、詳細は話せる時まで心にしまっておきます。一生の思い出作りと生き恥を晒すを同時に経験しましたよ。ええ。



早くもさよなら2016年(16/1/18〜24の自分)

仕事が思うように片付かなくて、やむを得ず久々に徹夜したら、完徹明けに昼飯食べに入ったラーメン屋に長財布を忘れて帰るという大失態をやらかじた今週の自分です。
徹夜してもろくなことが起きない、という事実はここ数年で何度も何度も認識しているはずなのに、痛い目に遭わないとなかなか学習できない生き物のようです。自分は。そして忘れやすい生き物なのでもあります。人間だもの。中年の。

濃縮される1週間

週の頭から、関東に雪が積もるし、SMAPは何か会見するし、
小沢健二はなんだかよく分からない復活を遂げてるし、宇多田ヒカルがむしろ満を持して復活を遂げてるし、
ゆうゆうワイドは4月で終わるし、後継を伊集院とジェーンスーが担当することが発表されてるし、
………て、いろいろあり過ぎだよ。なんなんだよ。加減というものを知らないのか。マジなのか。
世の中がそんな感じなのに、仕事も山積しまくってて、徹夜して財布を紛失しかけるはで、これで「来週で2016年終わりです」的なお知らせがあっても特に異論ない感じです。世の中的にいろいろあり過ぎなので、マジで神社建立しようよ、と考えている今日この頃です。

終わっても不思議じゃない

例のスマスマ、リアルタイムで見ましたよ。
見るんじゃなかった、………というのが感想の全てです。
子供の頃からテレビっ子だし、昔はテレビ局の隅で誰にでも出来る簡単なお仕事的なのもしてましたので、「これでテレビは終わった」的な話題が持ち上がる度に、テレビ側の肩を持つ方なのですが、今回ばかりはフォローのしようがない。なんせ各方面の闇がダダ漏れです。
スマスマの内容が相当アレなのに、その直後にテレビからスポーツ新聞からネットメディアから、一斉に「SMAP存続へ」って一報が流れる気持ち悪さ(放送で存続を決定づける発言なんてなかったはず)。
めざましテレビの1件が象徴的だったけど、ネットでの反応と「なんやかんやあったけど、SMAP続くみたいで良かったね」的な論調の絶望的な温度差。
で、実際の放送を見てない人が、各種メディアの報じ方を案外鵜呑みしてる感じとか、あーもー嫌だ嫌だ。

終わらなくても異議はない

www.excite.co.jp

その数時間後、一部リスナーをやきもきさせていた一件について、伊集院光のラジオで発表があった訳ですが、こちらは例の件とは全くの逆ベクトル。情報解禁になったうれしさからか、各方面への愚痴と文句が止まらない。そして、ちょいちょいSMAPの件を微妙に弄るので、さっきまでのモヤモヤが不思議と晴れる謎のヒーリング効果付き。
テレビは終わってもいいけどラジオはこの調子でお願いします。心から。

終わってからの余韻が半端ない

1月24日(日)星野源 LIVE TOUR 2016 “YELLOW VOYAGE“@さいたまスーパーアリーナ、行ってきました。

星野源@さいたまスーパーアリーナ、客層の野郎率の低さにビビりながら無事入場しました。

脅威の野郎率の低さ(体感的な男女比は2:8くらい)とキャパのデカさ(約4万人)にビビりつつ、2時間半堪能してきました。
1月にして、今年ベスト級のライブ。この人考えるあらゆる音楽的快楽を全て見せつけられた感じで、ただただ楽しかった……。
年末の新譜発売から紅白出場まで一気にメジャーになる感じについて行けてなかった人ですが、こういうの見せられると、もう黙って受け入れるしかない。
アリーナツアーらしい大仕掛けもありつつ、それを出オチで終わらせずに、自らのパフォーマンスで上回る。
特に箝口令的なものは流れてないのにも関わらず、大仕掛けの件のネタバレが一切無かったのも納得。
ライブ全体の満足度が高すぎて、細かいネタに言及する気になれない。
ライブ初見の人が7割近くってことで、ここ数ヶ月の人気急上昇ぷりを確認しビビりつつ、そんな4万人を前にしてもやることが全くぶれない、この人の頼もしさも改めて再認識した次第です。
個人的に、近くにいた白髪のおばあちゃんが終始楽しそうにライブを見てた表情が印象的でした。 なんかもう、こうなるとスターだよ、この人…。

日常とSMAP(16/1/11〜17の自分)

さすがにこの時期になると、街中の年末年始ムードも無くなり、クリスマスだお正月だと騒いでいた頃が遠い過去に感じる今日この頃。
録画してた紅白を見返そうと思ったけど、数分で気持ちが着いていかずに挫折。いろんな意味でリアルタイムで見てこその番組なんだなーと思った次第ですがいかがお過ごしでしょうか。

気持ちが日常に戻りすぎて、たまに外し忘れているであろう注連飾りとか見掛けてハッとする。時の流れは容赦無い。

SMAPと日常

例のスポーツ紙の一面がTwitterに出回り始めたのを目撃してしまい、いろんな人のツイートを漁り続けた結果、見事に眠れなくなるという結果に。
別に音源買ったり、メンバーが出てる映画やドラマを積極的に見るような人ではないはずなのに、いざ「解散」という言葉がリアリティを帯び始めると、途端に焦り始める自分。
「いいとも」終了の発表があった瞬間にも似てるというか、「いいとも」も「ごきげんよう」も、ましてや「SMAP」もいない世界に生きるというのが少々信じられない。その辺り、世代によって受け止め方だいぶ違うだろうけど。いやーマジか。

で、ファンの人達が何かと「本人の言葉を聞かないと……」みたいなツイートをしていて、それはごもっともなんだけど、結婚・離婚からグループの再結成・活動休止から解散までTwitterFacebookで知らされるこのご時世に、Web上の媒体を殆ど持ってないっていうのも凄いなと思う訳ですよ。

stamefusa.hateblo.jp 一方そんな中、「ジャパネットの通販番組に高田社長が出る日常」が静かに幕を閉じていました。
Twitterのタイムラインが若干ざわざわしてたので慌ててCSにチャンネル変えたら、このグランドフィナーレ感。
周りのMC陣は号泣してるし、スタジオには社員が大挙して集結してるって状況の中、当の高田元社長は通常営業というブレの無さが見事でした。

POLYSICSと新年

1/11のPOLYSICS 新年会ライブ@CLUB Que行ってきましたよ。 いつものライブと違って、ライブとお年玉抽選会が半々というイレギュラーな構成で、インストアイベントとかファンミーティング的な雰囲気。
なので、ライブが割とサクッと終わってしまい、その点は不完全燃焼だったけど、後半のグダグダした感じの抽選会が楽しかったし、新曲披露やフルアルバム&ツアーの発表もあって、結果的には満足という不思議なイベントでした。
natalie.mu 新譜はまさかの19曲収録。去年出た企画盤2枚(HEN愛シリーズ)から1曲も収録されず、完全新曲で構成。
音源聴いてみないと何とも言えないけど、
HEN愛ツアー→ロックインジャパン→2日で100曲……の「異常な引き出しの数と意外な構成と演奏力で客を力尽くで圧倒する」的な流れが新譜にも反映されているとすれば、かなり楽しみ。あれはPOLYにしかできない芸統。

日テレとバルス

internet.watch.impress.co.jp 自分もリアルタイムで見てたけど、「タニタ」を筆頭に「バルスってツイートするべき瞬間に他の3文字をツイートする大喜利」の方が盛り上がってた感。

自分もですが。

年末年始を凌駕する日常(16/1/4〜10の自分)

正月休み終盤の「このまま仕事に復帰できないんじゃないか」という不安と「あーー仕事したくねーーなーー」というモヤモヤは、職場に足を踏み入れた瞬間に霧散するのでした。例年通り。  

毎年思うのですが、自分自宅勤務には絶対向いてない。終わらない年末年始(ないしは夏休み)を過ごせる確信があります。

 


年を取ると1年が早く過ぎるような感覚には「ジャネーの法則」という名前がある。トリビアの泉

 

(↑ベッキーが若い。そしてその後を思うと、切ない)
日々に新しい刺激があれば1年を長く感じるようになるんでしょうが、じゃあどうすればいいのかと問われれば、よく分からない。日替わりで通勤ルート変えるとかですかね。

 

Pinterestの使い方

完全に塩漬けにしていたPinterestのアカウントを復活させてみました。
Twitterとかに流れてくるテレビ的な画像をただ収拾する目的で。

www.pinterest.com

これ、Tumblrでよくね?……と今気付きましたし、公開設定で使うのもアレな気がしますが、恐る恐る使ってみます。。

2016年。年男。

これ見ると「年末年始の喧噪が終わったなー」て気分になります。 という訳で、2016年もよろしくお願いします。今年は続くといいですね、コレ。(もはや他人事)

年末年始の自分

年末は30日に「幕張じゃない方のフェス」こと清水ミチコの「1人フェス」、
大晦日は「幕張の方のフェス」ことCOUNTDOWN JAPAN15/16に行きましたよ。ここで、紅白の様子をタイムライン上で確認しつつ年越しました。ここ数年の例年通り。

COUNTDOWN JAPAN 15/16(最終日)

ロッキングオンの渋谷社長が何かと「今年は違う」感をブログで出してたので、何がどう変わったのかと思ったら、装飾周りが派手になってました。
通路にもLED、ステージ入り口の上にもLED、去年からかもしれないけどMOON・COSMOにも巨大モニター。
マンパクの流れからなのか、フェス飯のレベルも妙に高く、動線周りも大きな混乱無し。
ホスピタリティとは、おもてなしとは、みたいな気分になりますよね。

EARTHのモニターに西野カナが大写しになった瞬間にどよめく客。
そもそも紅白の中継が入るとは思ってなかった人も自分の周りにチラホラと。
椎名林檎の時の向井秀徳といい、星野源といい、自分の行き慣れたフェス・聞き慣れた音楽と「国民的音楽番組」が繋がる瞬間が何度もあって、ちょっと鳥肌立ちました。CDJは初回(1日1万人も来なかった回)から来てるので、まさかこういう瞬間に立ち会えるとは思いもしなかったので。
ただ、バンプのような好待遇のバンドがこの先現れるのか、みたいな考えもよぎりましたが。どうなんすかね。

今回見たのはこんな感じ。個人的に、年明け1発目のバンドがスペアザだったのが良かった。
静かにじわじわ盛り上がるバンドをここに持ってきてくれたおかげで、テンション保ったまま帰路につけました。
例年、年越してからは特に見たいバンドも無い、そして眠いし疲れも出てるし、みたいな感じでフラフラと家に帰る流れなので。
今年も良いCDJでした。

年末年始見たテレビ

d.hatena.ne.jp bylines.news.yahoo.co.jp

アラフォーとは

誕生日を迎えて、何かとアラフォーアラフォー言ってたら「アラフォーって40±3歳のことじゃないの?」との指摘が複数から。え、そうなんすか。

……で、Wikipediaなので信憑性はアレだけど、アラサーの定義がこちら。

アラサーとは、和製英語の「around thirty」(アラウンド・サーティー)の略で、27歳以上33歳以下(30歳前後)の人のこと。 但し、一部では27歳になりたての人や33歳を過ぎた人を30歳前後とまとめると、25歳前後や35歳前後との区別がつきにくく、限定的な意味合いも薄れるため、厳密に28歳~32歳とする定義も存在するが、基本的には個人個人の感じ方によるとされる。

アラサー - Wikipedia

……ですって。
で、結果としてこんなアンケートまで行われていた始末なので、何かその人次第って感じなんすかね。

www.oricon.co.jp

……もう、30代で良い気がしてきた。

35

昨日、一つ歳を重ねました。35歳。

自分も「アラフォー」と呼ばれる年代に片足突っ込むことになりましたよ。四捨五入で40ということで。「アラウンド」の隅の方。

年々、「歳を重ねる」という感覚が薄れてきたというか、焦りや不安というよりも「諦念」に近い感覚になってきたのだけど、いざ「35」という歳になってみると、まぁこれはこれでキリが良い数字かなと思い始めるという。

「創業34周年」だと「たぶん、毎年創業記念セールやってんだなー」みたいな感じだけど「創業35周年」だとそれなりにアニバーサリー感があるというか。

そんなキリの良い歳になったので、いろんな面で中途半端さがあった状況を、いろいろと取捨選択しながら、色濃くできれば良いなと思う所存です。

そんなことを、Twitterの自分のタイムラインで繰り広げられる「母の日だから、自分の母親への感謝のツイート」をする人と「わざわざTwitter上で感謝するくらいなら直接言えよ」的なDISをする人が入り交じる状況を見ながら思いました。
……、というか母の日ってもうちょい日程ずれてませんでしたっけ……。

「R-1ぐらんぷり 2015」が思いがけず面白かった

R-1ぐらんぷり 2015見ました。
いやー、今年は面白かった! 久々に何度も見返してしまいました。
 
例年R-1は、キングオブコントTHE MANZAIと違って、割と平熱で見られる賞レースと言いますか、この2つと違って大して期待してないんです。そう言いつつ、毎年見てますけど。

例年期待してない理由

大して期待してなかった理由は2つ。
 

審査がどうも微妙に感じる

他の2つは割と審査にガチな感じがあるというか、予選の観覧に行った方の評判と勝ち残った芸人の顔ぶれがそこそこ合致してる感があるのだけど、R-1はどうもその辺りにズレを感じることが多々あり。こればかりは実際に予選を見に行ってみないと断言できない話なんですけど、去年THE MANZAIの本戦サーキット見に行った身としては、なんか特殊な感じがするなと。
 
特に今年の3回戦で、明らかにその日一番のウケをかっさらっていたと思われる芸人が落ち、微妙な結果に思われた芸人が残るという結果があったようで、その辺りの言及がTwitterで散見された感があります。
ファイナリストの顔ぶれはそれなりに期待が持てる面々だったけど、何故コンビの片割れがピンとして出場してんのかな感はいなめず、どうにも人選に首をひねる場面があり。
 

演出全般

もう1つは、これは単純に好き嫌いの話だと思うのですが、音楽といい、テロップの出し方といい、スタジオのセットといい、垢抜けない。というか、ダサい。
その辺が気になって、個人的にどうも乗りきれない。
 
……そんなことを思いつつ、過去には、ほっしゃん。博多華丸、ブレイク前のバカリズム等々を輩出し、個人的には11年チャンピョンの佐久間一行を発掘したという功績もあり、なんやかんやで見逃せない大会でもあるわけです。
 

思いがけず良かったR-1 2015

で、今年見た感想なんですが、………思いがけずとても良い大会でした。
 
とにかく最終決戦に残った3人のネタがどれもめちゃめちゃ面白かった!
過去の大会との比較は上手くできないけど、録画してたのを何度も見返すくらいの強度があるネタが見られたのは凄く良かったなーと。
 
審査員が5人に減り、代わりに視聴者投票の比重があがったせいなのか、敗者復活枠が3つもあることで展開が読みにくくなったから、……なのかは良く分からないですが、「何故この人がファイナリストなの?」的な芸人にことごとく票が集まらず、評価されるべき人がそれなりに評価されいた印象。
厚切りジェイソンやあばれる君エハラマサヒロはもうちょっと票が入って良かったなとは思うけど。
 
最終決戦に残った3人中2人が全くの無名という点も、埋もれていた才能を発掘したという意味で意義があったし、じゅんいちダビットソンは既にそこそこブレイクしているので、ここ数年の「R-1で優勝しても、全くもって売れる気配がない」みたいなジンクスも払拭してくれそう。
 
そんな訳で、前述の「1つ目の問題」は、決勝の段階である程度解消されていたように感じた訳ですが、「2つ目の問題」に関してはより大きな進展があったように思います。

「煽りVTRが悲壮感漂わせ過ぎ問題」

それは、毎回CGで出てくる金剛像っぽいキャラクターの廃止と殆どのジングル・BGMが総取っ替えになったこと。残ってたのはCM入り前の「BE MY BABY」とネタ終わりのジングルくらい。特に後者は、他の賞レースが抱えている問題を解消するキッカケを作ったんじゃないかと思うほど。
 
それは去年のキングオブコントTHE MANZAI終了後に何かと指摘されていた、ネタ前の芸人紹介のVTRの演出に関する問題。
 
具体的には去年のTHE MANZAI王者、博多華丸大吉の大吉先生が、優勝直後の「たまむすび」でのこの発言で、一部のお笑いファンに知られることとなったと思います。


博多大吉、『THE MANZAI』優勝の勝因を語る。「決勝に行けると思っていなかった」 - エキサイトニュース

また、優勝の秘訣として挙げたのが「出演者のあおりVTR」。芸人がネタを披露する前に自身を紹介するVTRを流すのだが、このVTRで成功したのは、ゆるいVTRを流した華丸・大吉トレンディエンジェル、そしてそもそもVTRがない三拍子だという。その他の出場者は本来のネタとは違うシリアスなVTRに観客が緊張してしまい、素直にネタを受け止められなかったのではないかと冷静に分析した。
また、同時期?(たぶん)に「怒り新党」で有吉が言及したことで、より注目されることとなったと思います。
 
そんな言及が続いたこともあり、個人的に「来年の賞レースはここにメスを入れてくるかどうか」を気にしていた訳ですが。

選曲とデザインテイスト変更による解決?

で、今回の R-1。芸人紹介のBGMはこれでした。
 
まあノリがいい、明るい、カッコイイ。悲壮感や壮大さはもはやゼロ。
VTRの中では相変わらず、バイト暮らしや結婚式が挙げられない等々のエピソードが映し出されてましたが、BGMのせいか妙に前向きな印象に。
テロップのデザインなんかも、全体的にポップな明るい色調に。逆にR-1のロゴが浮いて見える感じはあったけど、このあたりも視聴者の心理的に影響したのか、変に煽りのVTRを引きずらずにネタに集中できた感じがありました。
 
他の賞レースが追随するか分かりませんが、去年の終わりから指摘されてた問題の一つの解決策を見出したという意味でも、今回のR-1はすごく良かったんじゃないかなと、……………そう思いますね!(急にじゅんいちダビットソンっぽい締め)