2022年 HDDレコーダーに生き残った番組
掲題通り、我が家のHDDレコーダーに年末まで生き残った番組達のリストです。 これを元に「ベストドラマ」とか「ベストバラエティ」とか選んで感想添えれば記事としての体裁が良くなるところですが、上手くまとまらないのと、この一覧を眺めるだけで自分は満足してしまったのでとりあえず公開しておこうと思います。
バラエティ
- アメトーーク!「しずる池田大好き芸人」(3/3)「第七世代、その後…」(3/17)「ダチョウ倶楽部を考えよう2時間SP」(7/19)
- テレビ千鳥(3/20 大悟誕生祭・11/11 ホームランダービー大反省会・12/2 スープの出汁が足りんのじゃ)
- ここにタイトルを入力「クイズファイブセンス」(4/12)「フワちゃんの浅草のんびりツアー」(4/19)
- 出川哲朗の充電させてもらえませんか? 「ありがとう!竜平さんスペシャル」(5/28)
- 証言者バラエティ アンタウォッチマン!(6/6 モグライダー・11/22 ダウ90000)
- しくじり先生 俺みたいになるな「ハマカーン神田を考える」(7/30)
- 魔改造の夜(1/22 DVDプレーヤーボウリング・1/29 ペンギンちゃん大縄跳び・8/20 ネコちゃん落下25m走・8/27 電気ケトル綱引き)
- 私のバカせまい史SP(9/29・ものまね番組 ご本人登場史、柴田理恵 号泣史etc)
- 私のバカせまい史(10/13 達川光男のリアクション史・10/27 口裂け女目撃史・11/3 吉川晃司のシンバルキック史・11/10 北九州ヤンキー成人式史・11/17 小さいおじさん目撃談史)
- じゃないとオードリー「オフゼロオードリー」(10/14・21)
- ランジャタイのがんばれ地上波!(10/19・10/26 定番ロケ地「海老名SA」で楽しくロケしよう)
- あちこちオードリー(10/26 オリエンタルラジオ 中田敦彦・11/9 麒麟川島明&MEGUMI・11/23 森三中)
- 午前0時の森(12/6 2022年テレビ出演本数ランキング 結果発表)
- M-1 グランプリ2022(12/18)アナザーストーリー(12/26)
- ゴールデンラヴィット!(12/28)
- もう中学生のおグッズ!
- 激レアさんを連れてきた
- バナナマン日村が歩く!ウォーキングのひむ太郎
- 阿佐ヶ谷ワイド
- 久保みねヒャダこじらせナイト
ドラマ
- 連続テレビ小説 カムカムエヴリバディ 総集編(5/4)
- 土曜ドラマ 17歳の帝国(5/7〜6/4)
- 拾われた男(7/10〜8/28)
- ダウ90000 深夜1時の内風呂で(9/29)
- エルピス(10/24〜12/26)
音楽
- LOVE LOVE あいしてる 最終回・吉田拓郎卒業SP(7/21)
- おげんさんといっしょ(2/9 パペトーーク!・8/18)
- 星野源のおんがくこうろん(シーズン1 2/11〜3/11・シーズン2 12/3〜12/24)
ドキュメンタリー
- ドキュメント72時間 「”どろんこパーク”雨を走る子どもたち」(9/2)
- プロフェッショナル「不器用な覚悟〜コント師・東京03〜」(10/28)
- ドキュメント20min「僕らの青春は終わらない」(11/14)「ヘリコプターが飛ばなくて」(12/12)
- 100カメ「カツオ漁船」(4/12)「赤ちゃん誕生」(10/4)「マンモスこども園」(10/25)
- ノーナレ「808 Revolution」(12/17)
- ファミリーヒストリー「麒麟・川島明」(12/27)
その他
デバイスのUIがリアルなドラマは絶対信頼できる
普段(一応)Webサイトやサービスの制作・開発界隈の片隅でお仕事している身として、映画やドラマの中で登場人物が操作しているデバイスのUIが安っぽいと、いくらそれまでの展開が見事でも一気に冷めてしまいます。
もう少し具体的に書くと、
- 何某かのシステムがハッキングされた際に画面いっぱいに「WARNING!!」って文字が表示される
- 容疑者のプロフィールを表示する画面にいつスキャンしたんだか知らない全身の3Dモデルがぐるぐる回ってる
- Twitterに似せて作ったように見えるけど、大して似てないよく分からないサービス
…とか、そういうやつ。
結構な頻度でこの手のシーンに遭遇するので、おそらく見ているシーンで何が起きているのかを分かりやすく伝えるために意図してオーバーな表現を選んでいる……とは思うのですが、とはいえ「安っぽい」…と言いますが「そんなUIねーよ」としか思えない訳で。
先日始まった、NHK「17歳の帝国」は近未来の実験都市が舞台のSFドラマということで、「大豆田とわ子」と同じプロデュース陣が手掛けていたり、脚本が京アニの方だったりと期待してる反面、「UIが安っぽかったらどうしよう」という不安はオンエア直前までありました。
で、いざオンエアが始まってみると…。
17歳の帝国、デバイスのUIがリアルな時点で演出信頼できる。
— necoze / Sumito Miyauchi (@necoze) 2022年5月7日
はい、このドラマは間違いない。大丈夫。
メッセンジャーらしきサービスでのやりとりは、ちゃんとそれっぽく描かれているし、ZoomっぽいURLを踏んでビデオ会議をスタートするくだりとか、本編の大筋とは直接関係ないけど、こういう描写見ただけで「このドラマの演出は信頼できる!」と思った次第です。あと、いかにも文春オンラインっぽいレイアウトのネットニュースとか。
一方で、ウェアラブル端末を介して見えるARの描写は、大胆だけど安っぽくなく「SFドラマ見てるなー」って感じ。一方で、ナビゲーション周りの書体とかアイコンのデザインはしっかり作り込まれていて、指輪型のコントローラーを使った操作は「どこかで見たことあるし、あり得なくもなさそう」なライン。 SFとして架空の都市での生活をでっち上げつつ、細部の表現でリアリティを担保していて、すごくバランスが良い。
思えば同じプロデューサーの方が手掛けた「大豆田とわ子と3人の元夫」でも、LINEはちゃんとLINEとして描かれるし、AirDropで写真を送りつけるくだりとかの「あるある」も織り交ぜていて、「これは”分かってる”人が書いてるな」という信頼感がありました。
今回、ドラマのジャンルも放送局も違いますが、不思議と同じような信頼感があります。
…と、細かい話はさておき。
「17歳の帝国」、SFと政治と若者の群像劇のバランスが絶妙で、初回からぐっと胸を掴まれる展開だったので、ぜひ。 そして、「UIの安っぽさに冷める」タイプの方も安心です。
「ZoomっぽいUI」疲れ
コロナの影響で仕事がフルリモートに切り替わってもうすぐ2ヶ月。
フルリモートに切り替わってからか、社内外のオンラインミーティングの開催頻度が増えて、4〜5のミーティングをはしごすることも珍しくなくなった。
時を同じくして、テレビもストック切れを起こした番組からリモート収録に切り替わっていった。
実験的に行われたオンライン演劇も映画もリモート。お笑い芸人のYouTubeもリモート。何を見ても、あの3×3・2×2のパネル表示。
MacBookのディスプレイ上でも、リビングのテレビの前でも、スマホの中でさえも、「ZoomっぽいUI」を目にすることになった。
正直、あの画面に飽きている。なんなら、ちょっと疲れている。
日常化したパネル表示から解放される日を待ち望んでいるものの、
総集編っぽい番組の「また、〜できる日が来るといいですね」ていう締めのフレーズを聞くたびに、先は長そうだなと思ってしまう。
バーチャル背景に飽きる日もきっと近い。
Twitterで削がれる意欲とかイメージとか(19/3/4〜3/17の自分)
プラマイゼロ感
いや、いつも大変真面目にマーケティングとか語ってるアカウントなのに、「そっかー尻職人好きかー」で上書きされる感じ。いや、どうTwitter使おうと自由ですが、なんかアカウントの投稿がここまで特化してるならサブアカでも作りなよと思ったり。(そして誰のアカウントとは口が裂けても言えない)意識高い感じのコンサル的なアカウントが、割と露出度高めのグラドルの写真とかに「いいね」してるのを見掛けると、「なんかごめん……」って気分になりますよね(個人の感想です)
— Sumito Miyauchi (@necoze) 2019年3月11日
今年のR-1
外出の予定あってR-1リアルタイムで見てないけど、なるほどですね………(なんとなく情報は追ってる)(客か…)
— Sumito Miyauchi (@necoze) 2019年3月10日
出場資格がプロに限定された割に謎の企画っぽい出場者がいたり、準決勝が大阪のみだったり、アマチュア向けに新設された動画部門のファイナリストが総じて微妙だったりで、今年は予選も見に行かず決勝もリアルタイム視聴せずだったんですが、なんとなくその選択は間違ってなかったようで……。賞レース時代のTHE MANZAIの末期の客も似た感じがあった記憶があるんですが、下手に制作側で客層をコントロールしようとすると、舞台と客席に変な温度差が出来がちというか。行きの電車で調べた限りだけど、今年のR-1決勝観覧募集してないっぽい?(去年は覚えてないけど、一昨年くらいまでは自分が応募しようか迷った程度にやってた記憶が……)制作側が意図してあの客層にした説が。
— Sumito Miyauchi (@necoze) 2019年3月12日
ピエール瀧逮捕
ぼちぼち寝ようかというタイミングで各方面激震のニュースを目にしてしまう。いだてん、とか、たまむすび、とか、そもそも30周年ツアー中なのにどうすんのよ。。
— Sumito Miyauchi (@necoze) 2019年3月12日
逮捕に絡めたネタっぽいツイートとか大喜利的なツイートに軽くイラッとくる程度にはショックです。そういうエクストリームな擁護もいじりもいらない。そっとしてくれ……と思う。ラジオの伊集院や赤江さんの真摯なコメントが救いでした。こんな事とはつゆ知らず、すやすや寝ている人にこのニュースをどうやって伝えたら良いのか的な大問題(ふて寝)
— Sumito Miyauchi (@necoze) 2019年3月12日
ドームを普段着で制する人を見てきた(19/2/25〜3/3の自分)
星野源 DOME TOUR 2019『POP VIRUS』(東京ドーム 初日)に行ってきた
序盤こそ、会場の巨大さと人の多さ、そしてドームライブ特有の音響の悪さに面食らいましたし、ここでいつも通りのライブができるのだろうかと不安に感じましたけど、……杞憂でしたね……。巨大なLEDディスプレイとか演出面でのグレードアップはありつつ、そこには頼らず、いつも通りのやり方で、背伸びすることなく普段着であの巨大な会場を掌握した感じ。いつしか音響の悪さも気にならず、完全に心奪われてました。初めてのドームツアーとは思えない圧巻のライブ。この人の時代はまだまだ続く。東京ドームだからこそやる意味も意義もある最高の3時間でした。 https://t.co/EKcGINyCUg pic.twitter.com/VkgfQUpyDX
— Sumito Miyauchi (@necoze) 2019年2月27日
「この人がこんなツイートをRTするなんて」的な話
最近になってちょいちょい「え?このツイート眉唾じゃない?」みたいなやつが割と身近な人がRTしてるのを見掛けて、良く考えるのがこの説。割とラディカルな反原発的な考えへのカウンターなツイートやブログ記事を上げてた人が、いつの間にかネトウヨっぽい思想にスライドしてたり、中立を意識しすぎて足下をすくわれてる感じ。メディアへのリテラシーが高すぎると、全方位で過度に疑うようになってしまって、結果的に「テレビでは報じられない」的な陰謀論やフェイクに引っ掛かりやすくなる説。
— Sumito Miyauchi (@necoze) 2019年2月25日
チャットワークに長文を投げる時どうするか問題
そもそもチャットに長文投げる時点でツールの使い方間違ってる気がするし、別のサービスとの使い分けとか連携の勘所なんでしょうが、どちらかというと「ギャグとして成立するか」1点のみで気になってます。チャットワークに長文ぶん投げるのもアレなので、Twitterっぽくメモ帳のスクリーンショットで投げようかと思ったけど、諸々思いとどまった。
— Sumito Miyauchi (@necoze) 2019年2月26日
現実逃避的な実在感(19/2/18〜2/24の自分)
「玄米」2文字による情報統制
篠田麻里子の件、玄米の2文字からの急展開が過ぎる。
— Sumito Miyauchi (@necoze) 2019年2月20日
「玄米」というパワーワードを急にぶち込むことで、SNS上で大喜利が始まり、どこで知り合ったか / 誰からの紹介なのか みたいな話題をどうでも良くする感じ。そういう狙いだったら凄いクレバーだなと思う。実際の所は知らない。
ポケモンのいる生活
ついにポケモン達と暮らせる時代が来た、くらいの実在感。 pic.twitter.com/PSEVn4Sddc
— Sumito Miyauchi (@necoze) 2019年2月23日
ポケモンGOのスナップショット機能がリリースされて、どこでもポケモンのAR写真の撮影が可能に。これはヤバい。ちゃんと影ができるし、回り込んだり、下から見上げたりすることもできるし、スマホのディスプレイ越しにポケモンが実在する感じ。
カビゴン召還したら天井につっかえるレベルのデカさで笑う。
その辺の草むらからピカチュウが顔出したりしないかな、みたいな未来が目の前に来ている。
今週のポッドキャスト
純喫茶エピソード - 純喫茶エピソード vol.370 ...
Webディレクターのカネダさん(@k_yoshiaki324)IA風雑用の自分でお送りしてるポッドキャスト。(デザイナーのくれまさん(@crema)は月1で登場) 今週分は、天気予報の花粉情報でよく見るアレ・説明が難しいナンバーガール復活の衝撃・カネダさんのコントのような日常、って感じです。
17年振りの復活といつもの流れ(19/2/11〜2/17の自分)
ナンバーガール復活と思想的なアレ
ちょちょちょちょっと!ナンバーガールって!いやいやいや!本当に!?えーえー
— Sumito Miyauchi (@necoze) 2019年2月15日
「もし再結成するようなことがあったら何が何でもライブ見に行かないといけないバンド」2大巨頭(ナンバーガールとスーパーカー)の1つが……。これは大変なことになった。。
— Sumito Miyauchi (@necoze) 2019年2月15日
【お知らせ】
— NUMBER GIRL (@numbergirl_jp) 2019年2月15日
RISING SUN ROCK FESTIVAL 2019 in EZOへの出演が決定致しました。#numbergirl#ナンバーガール pic.twitter.com/BeB91y7kEV
大学生の頃、CD・MDがすり切れるレベルで聞いていた……のにも関わらず、結局解散するまでに一度もライブに行けず後悔したバンド2大巨頭の1つ、ナンバガ復活。そりゃ、RSRの公式アカウントが微妙に煽ったツイートしますよねというか。
2大巨頭のもう1つ、スーパーカーに関しては経緯が経緯なので復活は殆ど期待してなかったけど、ナンバガに関しては、過去作のリマスター版発売とか映像作品発売とか再結成しそうなタイミングが何度かあったので、その度に期待はしてましたが、まさかこのタイミングとは。
復活の一報に大騒ぎになった後、ドラムスの人の思想的な問題でザワザワするのが2019年って感じでアレですが。 この件については火消しはなかなか難儀な気がしますし、思想と作品やバンドとしての活動を切り離せない人もいるだろうなーと思いつつ、右っぽい表現をモチーフとして使ってたナンバガやZAZENの作品まで延焼しないでくれと切に願ってます。
五輪担当相の例の発言全文
五輪担当相の発言、全文読んでも「あーこれは無理………」という印象は何も変わらなかった。。(むしろ全文読んで印象変わるのを期待してた方)
— Sumito Miyauchi (@necoze) 2019年2月14日
丁寧に言葉選んでる風失言、的な文章、最近どっかで読んだなーと思ったら、アレだ。
— Sumito Miyauchi (@necoze) 2019年2月14日
Tポイントのリリースだ。謝罪してる風何も謝罪してないテキスト。
- 大臣クラスの政治家の問題発言が報道される
- 炎上する
- 発言全文を掲載するメディアが出てくる
- 「全文読んだら印象違う!印象操作!」的な反応が出回る
が最近のテンプレだと思うんですが、正直「全文読んだら印象違う!印象操作!」って反応前提で全文読んでない?という気が…。 全体通して言葉選んでるけど、終盤で一気にボロが出てる感じ。 ただ、過去の発言といい、個人的にこの人嫌いなだけな気もするし、病気の件もあるから変に騒ぎすぎてもって感じがするので、余計にたちが悪い。
シベリア少女鉄道 vol.30 「いつかそのアレをキメるタイム」
シベリア少女鉄道「いつかそのアレをキメるタイム」金曜の回見てきました。序盤からヤバいのに、終盤の畳み掛けで笑い過ぎて身の危険を感じました。狂気。
最近のシベ少、かつての定番だった「長めの伏線」と「終盤での明後日の方向で伏線回収」から、「序盤か中盤あたりで何かしらのルールが分かる」「ルールがぐちゃぐちゃになる」「全く想定外のオチに突き進む」にシフトした感あるんですけど、それがさらに進んだ感じ。終盤「もう勘弁してくれ……」と思ったレベル。今回も最高に一切心に響かない舞台でした。
最低で最高な中年(16/3/7〜3/13の自分)
ブログの不良債権シリーズ、2週目。
先週の大阪遠征(しかも当日深夜に高速バスに飛び乗り弾丸で帰京)の疲れを、週の大半引きずる形になっているのにも関わらず、この週もライブに行ってました。一体どんだけライブ行く予定を今月は突っ込んでいるのか。
たぶん、「3月は仕事の稼働的になかなか辛いことになりそう」だと数ヶ月前に分かって、いろんなライブの予定を突っ込んだ結果なのだと思う。
精神的にはとても正しく、体力と時間的にはなかなか間違っている気もする数ヶ月前の判断。
電気グルーヴ ライブ「お母さん、僕たち映画になったよ。」に行ってきた
natalie.mu
POLYSICSが1日100曲なら、こちらは90分MC無しのノンストップでひたすら踊らせ続けるという、こちらも凄い構成。
やっぱこの人達凄いな…。これだけ踊らせておいて、毒もユーモアもふんだんに盛り込むという。
……なんて思ってたら、その後「はいどうもー」と言いながら、まるで部室でぐだぐだ話す感じのMCが20分。そして、気が抜けたままアンコールやっておしまい。
あれだけアゲておいて、自らそれを落として、しれっと舞台から去る。
相変わらずこのおっさん2人は最低で最高だなと、改めて思った次第です。
ムダがあるって素晴らしい(16/2/29〜3/6の自分)
この週の出来事について、なかなか筆が進まなくて、その結果ブログの更新が3週間程止まってしまうという事態に。
別にこのブログの更新が止まったところで、ブログの告知もしてないし、購読してる人も殆どいないので知ったこっちゃない話なのですが、年の頭から継続してることがこういう形で頓挫するのはいい加減止めにしたいので、その「筆が進まなかった」話を粗々の状態でまとめておきたいと思います。粗々で。
POLYSICS 19周年記念ライブを見に大阪まで行ってきた(平日)
www.barks.jp 3月4日の金曜日というド平日。しかも大阪での開催、という、POLYSICSのライブに仕事休んで行ってきました。3時間弱で100曲の長丁場、本当にお疲れ様でしたー!!!(無事に東京に帰れるか心配です) #polysics @ BIGCAT https://t.co/bcqVHLICwS
— Sumito Miyauchi (@necoze) 2016年3月4日
遠方のフェスは、これまでも北海道のRSRとか仙台のARABAKIとか何度も行ったことがあるけど、ワンマンライブを見るためだけに遠征するのは人生初。しかも平日。そしてよりによって年度末。
今考えても、よくこのタイミングで休み取れたなと………。我ながら、なかなか恐ろしいことをしてます。
では何故そこまでして大阪に行ったのかといえば、要は「後先顧みず勢いでチケットを買ってしまった」だけ。
去年の秋に東京で開催してファンの間で大きな話題を呼んだ「2日で100曲被り無し」ライブを1日で一気にやる。しかもライブ当日はPOLYのデビュー19周年の記念日。
「2日で100曲」に2日とも行った身としては、「1日で100曲」なんて想像できないレベルで無謀だし、これはこの目で見届けないと!………と思って、速攻でチケット押さえた訳です。会場が大阪であるのにも関わらず。
で、ライブ当日が迫るにつれて、なかなかバカにならない交通費とか、退っ引きならない仕事の状況とか、徐々に「平日に仕事休んで大阪行く状況じゃ無いのでは……」と軽く公開もしてましたが、………結果的には、はるばる大阪まで見に行って本当に本当に良かった。とんでもないものを見てしまった。
3時間15分のライブでアンコール以外の休憩無し。しかも、POLYSICSの持ち歌に「落ち着いた曲調」なんてものは全くと言って良いほど存在しない訳で、演者も観客も3時間弱ひたすら暴れ続けるという楽しく壮絶な地獄絵図。
冷静になって考えれば、1日100曲やったからといって、何かの記録を達成する訳でもなく、ギネスに載る訳でもなく、恐ろしく効率の悪いライブなのだけど、この効率の悪さが「POLYSICSらしさ」なんだな、とも思うのです。
なにせ、1曲3分台前半が当たり前で、1曲に異常な情報量と展開を詰め込みがち。そしてその曲には大して意味もメッセージも込められてはいない。
そんな曲達を大してスタイル変えることなく19年量産しつづけたバンドだからこそ、1日のライブに100曲詰め込むという芸当ができてしまう訳です。
たぶん、他のバンドが真似しようとしてもできないし、真似したところで何のメリットも無い。
自分がこのバンドを知ってから17年くらい経つけど、ここまでこのスタイルを貫くとは思ってもいなかったし、17年後にこんな壮絶で楽しいライブを見せてもらえるとも思っていなかった。 もうすぐ20年だけど、未だに飽きが来ないって凄いバンドだなーと。